こちらでは人気証券会社の「auカブコム証券」と「GMOクリック証券(日興イージートレード、キンカブ)」を5つの項目で比較してみました。
多くのみなさんが証券会社を選ぶ基準となる、
「1.手数料」「2.積立、投信」「3.外国株」「4.IPO(新規公開株)」「5.サポート」を徹底比較しています。両社の良いところ悪いところを包む隠さずお伝えしていきます。
これからどちらで口座開設しようか迷っている方の参考になれば幸いです。
「auカブコム証券」と「GMOクリック証券」を5つの項目で比較しました!
1.手数料 | 手数料で比較してみました。 |
2.積立・投信 | 積立・投信の有無を比較しました。 |
3.外国株 | 外国株の取り扱い数で比較しました。 |
4.IPO | IPO(新規公開株)の取り扱いで比較しました。 |
5.サポート | サポートで比較しました。 |
1.「auカブコム証券」と「GMOクリック証券」をネット手数料で比較!
ネット手数料 | auカブコム証券 | GMOクリック証券 |
日本株を現物で | 「ワンショット手数料コース」55〜4059円、「*1日定額手数料コース」100万円まで0円、(25歳以下0円) | *50〜930円(27歳以下0円) |
日本株を信用で | 「ワンショット手数料コース」99〜385円、「*1日定額手数料コース」100万円まで0円 | 97〜264円 |
定額プラン | 「デイトレ信用」0円、「大口優遇プラン」信用0円 | *現物、信用ともに1日約定合計100万以下で0円 |
*auカブコム証券の「1日定額手数料」コースは、現物と信用の1日の合算約定代金100万円まで手数料0円。
*GMOクリック証券「1約定ごとプラン」現物50〜930円/信用97〜264円
*GMOクリック証券「1日定額プラン」現物0〜1691円/信用0〜1320円
2.「auカブコム証券」と「GMOクリック証券」を積立、投信で比較!
auカブコム証券 | GMOクリック証券 | |
プランの多さ | 1600本以上 | 130本以上 |
金額 | 100円から | 100円〜 |
支払いの特徴 | auPAYカード決済でPontaポイントが貯まる。Pontaポイントで投信の購入可。現金との併用も可。 | ふつう |
3.「auカブコム証券」と「GMOクリック証券」を外国株で比較!
auカブコム証券 | GMOクリック証券 | |
取り扱い数 | 米国株2000銘柄を目指し拡大中 | なし(CFDのみ) |
取引手数料 | 0米ドル〜22米ドル | |
CFDの有無 | なし | あり |
4.「auカブコム証券」と「GMOクリック証券」をIPO(新規公開株)で比較!
auカブコム証券 | GMOクリック証券 | |
取り扱い実績 | 多い(2022円実績23銘柄) | 少ない |
当選確率 | 完全平等抽選 | 完全平等抽選 |
応募時の入金 | 総合口座「買い付け余力」必要 | 口座に買い付け余力必要 |
5.「auカブコム証券」と「GMOクリック証券」をサポートで比較!
auカブコム証券 | GMOクリック証券 | |
電話サポート | あり | あり |
メールサポート | あり | あり |
店頭サポート | なし | なし |
評判の口コミ | 普通〜とても良い | 普通〜良い |
「auカブコム証券」をおすすめの方はこんな人!
とてもわかりやすいと好評です。
初心者にわかりやすいインターフェイスである。
また、少額投資を始められるとともに、ポイントやクレジットカードを使って積立投資が始められます。
「プチ株」では1株から購入可能。
大抵は1単元(100株)から、というルールがあります。1単元だと数万円から数十万円ほどの資金が必要となりますが、プチ株では1株なので、数百円ほどの資金がかればかなりの数の銘柄を選択できます。
100円から購入できるので、投信デビューしてみたい、という方には最適。
auPAYカードを決済に使うとPontaポイントが還元されます。
そのPontaポイントで再び投資信託の購入、プチ株(国内現物株式を1株から購入できるサービス)の決済に使えます。
現金とPontaポイントとの併用も可。
ポイント運用経済圏で最強に強いのはau系、との声も。
じぶん銀行、auカブコム証券の両方からポイントを受けられる。
auPAYカードで積立の決済をするとPontaポイントが付与されます。
Pontaポイントでは投資信託とプチ株(国内現物株式を1株から購入できるサービス)の決済に使えます。
現金とPontaポイントとの併用も可。
クレカ経由で積立をしている人が多いです。
とても相性が良く、投資をしながらポイントが付与されます。
auカブコム証券、auPAYカードを作って、投資信託の積立をするとPontaポイントがつく。
auカブコム証券ではIPOの取り扱い実績が結構あります。
2022年で23銘柄の取り扱いがありました。
抽選はコンピュータを使った平等抽選です。
総合口座で「買い付け余力」は必要です。
取り扱い数は、老舗の証券会社にはおよびびませんが、投資初心者の方であれば、それがかえって良いかもしれません。
あまりにも商品が多いと目移りしてしまって、どうしたらよいのか困ることもあります。
最近台頭してきたネット証券なので、手数料体系が老舗証券会社よりも安く、サポートも負けずに親切丁寧な傾向にあるのでいいかもしれません。
現物株に限っては取引手数料が0円です。
最近は若いうちから投資を学ぶ、という傾向にあるので、こういうところで取引を始めれば手数料分だけ有利に取引が行えるでしょう。
現在、どんどん取り扱い銘柄を拡大しています。
「早期に米国株2000銘柄」をうたって拡大中です。
為替スプレッドはどこの証券会社でも発生しますが、基本、取引手数料は0円です。
「ワンショット手数料コース」と「1日定額手数料コース」を用意していて、「1日定額手数料コース」では現物と信用の1日の合算約定が100万円以下なら手数料無料です。
それを考えなくても、業界内ではかなり低水準の手数料と言えるでしょう。
「デイトレ信用」では手数料0円です。
手数料を考えずに何回でも売買できるのはいいですね。
「大口優遇」に該当する方も信用取引手数料はo円です。
最近のネット証券全般に言えるのですが、初心者の方に対しても根気強くサポートしてもらえます。
口コミではだいたいが良い、との評価です。
「GMOクリック証券」をおすすめの方はこんな人!
株、投資信託、先物オプション、FX、外為オプション、くりっく365、CFD、株価指数バイナリーオプション、債権と幅広くそろっています。
初心者から、上級者でサブ口座が欲しい方まで満足できるかと思います。
総合的に優秀なので、初心者から上級者まで不満はないと思われます。
コンテンツがすっきりしていて見やすい、との声も。
最近台頭してきたネット証券らしく、サポートがしっかりしていることと、ネットでの取引に特化していて手数料はトップクラスに安いです。
投信積立は100円から可能です。
また、130本以上の投資信託を揃えています。
老舗証券会社に比べたら足元にも及びませんが、かえって迷わなくて良いかもしれません。
現物、信用、ともに1日の約定金額の合計が100万円以下で手数料0円です。
また、取引が少額ではなくても「1約定ごとプラン」と「1日定額プラン」を用意されていて、最近台頭してきたネット証券らしくかなり安い手数料体系です。
積立投信は100円から可能です。
また、投資信託はGMOクリック証券が厳選した130本以上を取り揃えています。
手軽に分散投資する「バランスファンド」、堅実投資で選ぶ「インデックスファンド」、積極投資で選ぶ「アクティブ・テーマ型」、とテーマ別に仕分けされて見やすいサイト構成になっています。
その他、自分の条件で検索できる機能も用意されています。
27歳以下で現物株式取引手数料0円を打ち出しています。
28歳の誕生日前日の取引までが対象。既存ユーザーや未成年口座にも適用されます。
最近のネット証券の活動はめざましく、どんどん投資初心者を取り込む流れなので、どこのネット証券も初心者の方にかなり親切です。GMOクリック証券も、サポートが親切丁寧、との口コミが多いです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は人気の「auカブコム証券」と「GMOクリック証券」の違いを5つご紹介してきました。
auカブコム証券とGMOクリック証券は結構比較して検討する方も多いのですが、実は「PayPay証券」と「DMM株(DMM.com証券)」で比較する方の方が多いんです。
詳しくは「PayPay証券とDMM株(DMM.com証券)を厳選5項目で比較!」こちらにまとめましたので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。