こちらでは人気証券会社の「PayPay証券」と「auカブコム証券」を5つの項目で比較してみました。
多くのみなさんが証券会社を選ぶ基準となる、
「1.手数料」「2.積立、投信」「3.外国株」「4.IPO(新規公開株)」「5.サポート」を徹底比較しています。両社の良いところ悪いところを包む隠さずお伝えしていきます。
これからどちらで口座開設しようか迷っている方の参考になれば幸いです。
「PayPay証券」と「auカブコム証券」を5つの項目で比較しました!
1.手数料 | 手数料で比較してみました。 |
2.積立・投信 | 積立・投信の有無を比較しました。 |
3.外国株 | 外国株の取り扱い数で比較しました。 |
4.IPO | IPO(新規公開株)の取り扱いで比較しました。 |
5.サポート | サポートで比較しました。 |
1.「PayPay証券」と「auカブコム証券」をネット手数料で比較!
ネット手数料 | PayPay証券 | auカブコム証券 |
日本株を現物で | スプレッド | 0円〜(25歳以下0円) |
日本株を信用で | 信用取引、不可 | 0円〜 |
PayPay証券の現物株取引手数料は基準価格に0.5~1.0%を乗じた金額が手数料となり、取引価格に含まれます。
少額(1万円以下ほど)の取引だと、手数料も他社に比べて安いかと思われます。
また、PayPay証券の取り扱い銘柄は有名企業に限られ、1000円からの取引が可能です。
大体の証券会社では株を購入するのに1単元(だいたいが100株)からの売買になるので、数万円〜数十万円ぐらいが必要になります。
取り扱い手数料は契約コースと取引金額によって異なり、0円〜となっております(25歳以下0円)。
コースは「1日定額手数料コース」と「ワンショット手数料コース」のふたつがあります。
「1日定額手数料コース」では1日の約定代金100万円以下で手数料0円となっています。
少額で何度も取引する方むきですね。
少額でデイトレをする方に向けたサービスのようです。
銘柄によりますが、普通は1単元(大抵100株)からの取引となるので数万円〜数十万円が必要になります。
それが「プチ株」なら数百円から株を購入出来ますね。
「プチ株」ではPontaポイントを使うことも出来ます。現金との併用も可能です。
2.「PayPay証券」と「auカブコム証券」を積立、投信で比較!
PayPay証券 | auカブコム証券 | |
プランの多さ | 9つのコース | 1600以上のコース |
金額 | 100円から | 100円から |
PayPayマネーやPayPayポイントも使えます。
au PAYカード(クレジットカード)を使って決済できます。(100円〜50000円まで)
au Payカード(クレジットカード)決済だと、毎月の投資信託、積立金額の1%がPontaポイントで還元されます。
投資信託の本数は1600本以上。
100円から購入できます。
Pontaポイントでの投資信託購入も可能。
3.「PayPay証券」と「auカブコム証券」を外国株で比較!
PayPay証券 | auカブコム証券 | |
取り扱い数 | 米国150銘柄ほど | 米国1500銘柄以上 |
取引手数料 | スプレッド | 0米ドル〜20米ドル |
米国の超有名な銘柄を厳選しています。そのため、初心者の方でも比較的迷わずに売買できることが期待されるでしょう。
NYSE、NYSE Arca、NYSE America、NASDAQに上場している数千銘柄の中から、auカブコム証券が独自の基準で取引量の多い1,500銘柄超を選定。
端数になった場合、0米ドル、最大値は22米ドルまで、という設定で0米ドル〜22米ドルとなります。
業界最小水準となっています。
4.「PayPay証券」と「auカブコム証券」をIPO(新規公開株)で比較!
PayPay証券 | auカブコム証券 | |
取り扱い実績 | 過去に1回だけ | 実績多数 |
当選確率 | 普通(平等抽選) | 普通(平等抽選) |
1株から応募できますが、ほとんど取り扱いをしていません。
取り扱い実績多数です。過去取り扱い実績の詳細はこちら
MUFGの三菱UFJモルガン・スタンレー証券が引き受ける新規公開株(IPO)/公募・売出(PO)の申込が可能です。
ですので、取り扱いが多くなり、かなり期待できそうですね。
完全平等抽選となっておりますので、当選確率は応募数に比例するのが特徴と言えるでしょう。
5.「PayPay証券」と「auカブコム証券」をサポートで比較!
PayPay証券 | auカブコム証券 | |
電話サポート | あり | あり |
店頭サポート | あり | なし |
また、PayPay証券は投資に不慣れな方が安心して始められる設計になっているようです。
電子メールでの問い合わせ:support@cs.PayPay-sec.co.jp
電話での問い合わせ:03-6833-3000 月曜日~金曜日 9:00~17:00(祝日を除く)
PayPay証券はソフトバンクフループの会社なので、特定のソフトバンクショップ内で対面での接客もしています。
店頭販売、サポート平日10:00 ~ 18:00
(設置場所であるソフトバンクショップの営業時間に準じる)
ソフトバンク仙台クリスロード内
ソフトバンク銀座内
ソフトバンク名古屋内
ソフトバンクグランフロント大阪内
メールでの問い合わせ : cs@kabu.com
電話での問い合わせ : 0120-390-390 / 03-6688-8888
受付時間 : 平日8時~16時(年末年始を除く)
auカブコム証券の口座をお持ちの方はサイト内でチャットでのサポートも受け付けております。
auカブコム証券はオンラインに特化していて、営業所は構えておりません。
「PayPay証券」をおすすめの方はこんな人!
- 少額で国内外の有名な企業の株主になりたい方。1000円から有名企業の株を買えます。
手数料体系が、毎日頻繁に売買をする方には向いていないかもしれません。
また取引金額1万円以下くらいなら、他社に比べて手数料は割安。取引金額が大きくなるにしたがって、だんだん手数料が高額になります。
ですので株を小さく(1万円以下)買う方にむいています。
数週間からそれ以上のあいだ株を保持し、頃合いを見計らって売る、というスタイルであればかなりお得です。 - 投資初心者の方。
取り扱い銘柄を有名企業に絞っているので、多くに情報に振り回されなくて良いでしょう。 - 米国株を1000円から買いたい方。
通常は最低取引に数万〜数十万円必要ですが、PayPay証券では1000円から購入可能です。
ただし、有名企業に限られます。
手数料も少額(1万円以下くらい)なら他社と比較しても安いです。 - 少額から積立、投資信託(ファンド)を扱いたい方。
100円から資産運用できます。PayPayマネーでも可能。
厳選された9つのコースが用意されているので、あまり知識がなくても目移りしなくて良いでしょう。 - 初心者でサポートが心配、という方。
電話、メールでの対応は迅速で親切、だとの口コミが多いです。
また、PayPay証券はソフトバンクグループの会社なので、以下での対面対応も行っています。
ソフトバンク仙台クリスロード内
ソフトバンク銀座内
ソフトバンク名古屋内
ソフトバンクグランフロント大阪内
「auカブコム証券」をおすすめの方はこんな人!
- 数多くの国内外の株を何回も売買したい方。
現物の取引手数料は0円〜となっております。25歳以下は原則0円です。
「1日定額手数料コース」と「ワンショット手数料コース」のふたつがあります。
「1日定額手数料コース」では1日の約定代金100万円以下で手数料0円となっています。
手数料が安いので、何度も売買を繰り返すことが可能です。auカブコム証券では1株から購入できる「プチ株」というサービスもあります。
銘柄によりますが、普通は1単元(大抵100株)からの取引となるので数万円〜数十万円が必要になります。それが「プチ株」なら数百円から株を購入出来ますね。
「プチ株」ではPontaポイントを使うことも出来ます。現金との併用も可能です。 - 信用取引をしたい方。auカブコム証券では日本株を信用で取引できます。
「デイトレ信用」対象の銘柄では、返済期限が当日のみとする一般信用取引を、取引手数料は0円、買方金利・貸株料は1約定あたりの約定金額が100万円未満の場合は1.8%、100万円以上の場合0%で取引出来ます。
少額でデイトレをする方に向けたサービスのようです。 - ポイントで投資をしたい方。
auカブコム証券会社では「プチ株」というサービスを用意していて、Pontaポイントを使って購入することが可能です。
投資信託にも使えます。 - 少額投資をしたい方。
「プチ株」というサービスを用意していて1株から購入可能です。
大抵は1単元からの取引で、1単元は大体の場合は100株になります。ですので、最低数万円から数十万円の資金が必要となります。
「プチ株」なら数百円から株を購入できますね。
また、投資信託も100円から購入可能です。
「プチ株」と投資信託ならPontaポイントやauPAYカード(クレジットカード)での決済も可能です。 - 様々な米国株を売買したい方。
1500銘柄以上の米国株を扱っています。
基本は約定代金の0.49%が取り扱い手数料となります。
端数は切り捨てて0米ドル。最大でも20米ドルまでしか取らないよ、ということになっています。
まとめると、為替スプレッドは発生しますが、取引手数料0米ドル〜最大でも20米ドルです。
かなり満足な内容かと思います。 - IPO(新規公開株)に応募したい方。
取り扱い実績が多いので、チャンスがあります。
MUFGの三菱UFJモルガン・スタンレー証券が引き受ける新規公開株(IPO)/公募・売出(PO)の申込が可能ですので、かなり応募できるチャンスはあるでしょう。
平等抽選となっています。 - ポイントで投資を始めたい方。
au PAYカード(クレジットカード)を使って投資信託の決済をすると、Pontaポイントが付与されます。積立金額の1%がPontaポイントで還元されます。
また、Pontaポイントを使って「プチ株」と投資信託の購入も可能です。
普通は株の購入にクレジットカードは使えませんので、気軽に投資デビューしたい方にはいいかもしれませんね。 - au経済圏で暮らしている方。
「プチ株」と投資信託にPontaポイントを使ったり、付与されたりします。 - 少額から投資信託(ファンド)を始めたい方。
厳選された1600以上のコースが用意されています。
100円からの積立投資が可能で、auPAYカード(クレジットカード)での決済が可能です。
また、Pontaポイントでの決済も可能ですし、auPAYカードで決済すると積立金額の1%がPontaポイントで還元されます。 - 初心者でサポートが心配な方。
auカブコム証券はメール、電話、口座をお持ちの方ならサイトからチャットのサポートも受けられます。
概ね満足、との口コミが多いです。
また、オンラインに特化しているので実店舗は構えておりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は人気の「PayPay証券」と「auカブコム証券」の違いを5つご紹介してきました。
PayPay証券とauカブコム証券は結構比較して検討する方も多いのですが、実は「PayPay証券」と「GMOクリック証券」で比較する方の方が多いんです。
詳しくは「PayPay証券とGMOクリック証券を厳選5つの項目で比較しました」こちらにまとめましたので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。